オケの練習風景。

さて、練習風景についてです。



かなりドキドキしながら行きました。
なんか毎回ホール使ってやるみたいだし!?
めっちゃシビアだったらどうしたらいいのかしら(*_*;・・・みたいな。


ホール、めちゃ小さかったです。

オーボエは私以外に二人いたんですが、
二人とも名前が「ジェシー」そして二人ともブロンド。


「わたしもあの子もジェシーなのよ!わかりやすいでしょ、アハハ♪」
そーねー覚えやすくて良かったっす(^_^;)


彼女たちに質問したいことも色々あったんですが、そんな暇なく楽譜を渡され、初見にオロオロ。


すぐ合奏に入っちゃいました。
今日は宗教改革*1をやるみたいです。
私はどうやら2ndを、しかも二人で吹くらしい。


えーっと2ndを重ねるってことは、ffのとこくらいであとは遠慮したほうがいいのか!?
訳もわからず適当に吹く私。
そしたら2ndのジェシーが「全部吹いてっ!」っていうジェスチャーをしてきました。


「いいの!?」半信半疑。1stのジェシーもそんな音太くないし、ねぇ。
でも言われるんで吹いちゃいました。ppのとこも全部^^;


でも案外いける感じなんです。意外と。
オーボエの倍管なんて(しかも初対面で)結構イタイ感じに仕上がるもんなのになんで??


ハッとしました。
そう、ここはアメリカ。
3人全員アメリカンのリードを使ってるじゃないかっっ♪♪


こりゃーちょっと初体験でした*2
そりゃ日本では先生と一緒に吹いてお互いアメリカンの状態ってことはありましたけど。
でも先生とだから気持ちよくふけるんだと思ってたし。
(いやもちろん、先生とだからってのは間違いないけど!)


でもアマチュアで3人ともアメリカンリードだなんて。
日本で入ってるオケのオーボエメンバーとか、大学オケとかでも皆ドイツだったんで、めったにない経験です。
全員アメリカンだと、なんていうんでしょうか、音質が似ているのでとても合わせやすいんです。
あぁ〜〜ちょっと幸せな響き・・・(#^.^#)
アメリカに来てよかったと思う一瞬です。



  • オケにはいろんなレベルの子がいました。


前にも一度書いたとおり、このオケは授業なので、「単位を取るためだけにここにいます」的な子はすごく多い。
チェロにリンゴかじりながら合奏してる子もいました(~_~;)
オーケストラをやるぞ!というやる気はあまり感じられず、切ない感じです(>_<)



それと、夫のブログにも書いてあるんですが、こっちにはメジャー(主専攻)マイナー(副専攻)ってのがあるんです。
そのせいかどうかわかりませんが、個人個人の実力の差は結構ありそうです。
あっ、音楽学部以外の人ってのもいるんだと思うし・・・。


とりあえず1stフルートの男子が目に付きました。ダントツにウマい。
そしてパユ様顔負けの美男子!!
しかも彼はそれを自覚しているような吹き方です。
だって合奏中も足組んだまま吹いてたし。。(笑)


ほかの木管の子も一人で吹いてる時は皆まぁまぁうまいんです。でも合わせとなると・・・。
全員”おらが道を行く”状態です。



リチャード(指揮の先生)も必死。
「皆〜〜ピッチピッチ〜〜。サウンドもっと大事にして〜〜!!アンサンブルだよ〜〜!!!」
的な感じでしょうか。ちょっとわらけてきます。


で、ちょっと良くなるとリチャードは即、絶賛です。
「素晴らしいね!!とっても良くなった!!Youたちワンダフルだよ!!!素敵だよ〜〜!!!」
みたいな。ほんまかいな^^;


先生も大変やなぁ、とつくづく思いました。リチャード頑張れっ!!


学生は合奏中も雑談しまくりです。
合奏中オーボエの二人のジェシーi-phoneを譜面台に置いて遊んでましたし。
練習も一回目じゃないと思うんですが、大体の子が初見な様子でした。

こんなんでどんな本番を迎えるのかしら。


不安ですが、もしかしたら次回は皆ばっちりさらってくるのかもしれない・・・。


とりあえず、気持ちを緩めずに次回の練習に向かいたいと思います(>_<)!

*1:メンデルスゾーン交響曲第五番

*2:オーボエのリードには大きく分けてアメリカンスタイル、ドイツスタイル、フレンチスタイルがあります。日本でメジャーなのは多分ドイツスタイルのリードです。私はアメリカンスタイルの先生に習っているので、ずっとアメリカンのリードを使っています。