帰国

最後の日記を書いてからもう2カ月以上も経ちました。
7月24日に無事帰国しました。


帰国してからは怒涛の毎日で、あっという間に日々過ぎていき、ものすごい勢いで日本の生活になじんでいく自分がいました。
時差ボケも「全く」と言っていいほどなく、10ヶ月も日本と違う時間で生きてたなんて信じられないくらいでした。


今は結婚式まであと二ヶ月も切って、準備に追われる毎日です。
全く英語に触れない日々で、アメリカに住んでいたなんて信じられないような。
でも、ふと写真を見返したり、ビデオを見たりすると切なくて、胸がキュンとします(;_;)


このブログはサンタバーバラでの生活を書くために立ちあげたので、ちゃんと終わりの日記を書かなくちゃってずっと思っていたのですがなかなか思いきれず。。。何を書いていいかも分からず。ここまで来てしまいました(^_^;)
しかし今日、オーケストラで第九の練習が始まり、「年の瀬」が近いということを感じ・・・
いい加減締めなきゃな、と。
だから、これがこのブログ最後の日記です。


大変なこともたくさんあったけど、でも思い返すと毎日が貴重で、大切でした。
サンタバーバラで出会えた沢山の出来事も友人も、ずっと一生大事にしていきたいです。
サンタバーバラで生活できて、本当に良かった。
夢のような毎日でした。
チャンスをくれた夫に、心から感謝しています。
サンタバーバラ大好き!!!
また必ず遊びに行きます!!!!


写真は、カレリアルのボーダーズで買ったサンタバーバラの風景画。
コートハウスのものです。

おしまい。

Grand Circle旅行五日目。そして最終日。

この日は朝からホーストレイルに出発。
ツアー予約時に言われていたこと。

  • 長ズボンの着用
  • ひもの付いた帽子、もしくは野球帽の着用
  • カバン・バックパック等の禁止
  • カメラは首から下げる以外の持ち方禁止

そして、

  • Must understand English!

ってのもありました(^_^;)


私達は忠実にこの注意事項を守り、この日のためだけにご丁寧に帽子に紐までつけていきました。


でも行ってみると意外と帽子かぶってない人半パンの人までいて。。。
あーうちらって真面目日本人!と実感。(笑)


この日私が乗ったのは馬よりも少し小型のミュールのスイートピーちゃん。


夫が乗ったのは同じくミュールのトニーくん。


馬場には馬とミュールの両方がいて、それぞれ体格によって乗る馬やミュールを決められるようです。
ホーストレイルのスタッフの人には超基礎の事だけ早口で言われ。
「手綱を右に引いたら右に行く!」
「左に引いたら左に行く!」
「両方引っ張ったら止まる!」
「早くいきたいときはお腹蹴って!」
ってこれだけ。

なんの練習もなく、いきなり出発です★


私達が参加したのは約2時間のコース。
まずはキャニオンの底ちかくまで下り、また上ってくるというコースです。
動物好きの私は順調に乗馬。
見て〜あの景色綺麗〜☆
なんてやる余裕も。


下から見るキャニオンもまた美しいし、こんな風景の中乗馬なんて、日本じゃ絶対できないはず!
と上機嫌でした。


しかし夫はほぼ初めての乗馬に大苦戦。。。
途中足をかじられたりして、(笑)
他の馬からだいぶ遅れること多々。


しかも夫にはカメラを持ってもらっていたのですが、写真を撮ろうとするたびに隙を感じるのか(?)トニーくんがやりたい放題に。
その証拠VTRがコレ。


それでもめげずに頑張って写真を撮ってくれた夫に感謝です!
色々ありましたが、貴重な場所で乗馬体験ができて良かったです(。´∀`)ノ



ホーストレイルの後はこんなお土産物屋さんを回ったりして、ブライスキャニオンを後にしました。


お昼はブライスキャニオンから少し行ったところの「BRYCE CANYON PINES RESTAURANT」で食べました。
夫によると、ここはブライスキャニオン近くの中で比較的口コミ評価が高いお店なのだとか。

店内はカントリー調で可愛く仕上げてありました。


ここで私達が頼んだのは、
トマトクリームスープ


ターキーのホットサンド


チキンのサラダ

アメリカらしい、すごくボリューミーな見た目でしたが、どれもすごくおいしく感じましたε(◕‿◕✿ฺ)з




その後は約5時間かけてラスベガスに移動。
この旅行の最後に泊まったホテル、シグニチャーアットMGMへ行きました。
ここのホテルは五つ星☆★☆★☆
前回ラスベガスに来た時にはストリップから少し離れているのと、カジノのないホテルだったので泊まるのをやめたのですが、口コミ評価があまりに高いので今回トライしてみました。


そしたら大正解!!
ここのホテルは本当に素晴らしかったです!
まず駐車場はすべてバレーパーキング。
ロビーはこんな雰囲気。(私達はタワー3に泊まりました。シグニチャーには3つタワーがあって、それぞれのフロント・ロビーは別になっています。それぞれ違う雰囲気で素敵です。)


そしてお部屋はこんなモダンな雰囲気。


各部屋にはキッチンが完備され、


どの部屋にも必ず大きなジャグジー(!)が付いています。


そしてアメリカのホテルに珍しく、バスローブまで付いていて感動しました。*1
ステキすぎて「ここに住みたい!」って思ってしまうほど。
でもこんな素敵なホテルが二人で一泊1万ちょっと。(日本のビジネスホテル並みのお値段です。)MGMまでは動く歩道でつながってるので、そんなに場所も不便ではありませんでした。
これからラスベガスに行くって人がいたら、絶対ここをオススメします♪
ラスベガス万歳〜!(笑)



そして、私達はインターネットサイトを通じてこのホテルを予約したのですが、クーポンが付いていたようで・・・
カクテル二杯無料のラウンジサービスと、MGM内のレストラン$35分のクーポン。
ほんとにラッキーだった+.゚(*´∀`)b゚+.゚
この日は素敵なラウンジで夫と語り合い、ネムーン気分満喫。至れり尽くせりな夜を過ごしました



長かった5泊6日の旅行もこれでようやく終わり、次の日はお昼にラスベガスを出発し、夜9時過ぎにはサンタバーバラに戻りました。
これは帰り道に車から見た夕陽。


大変な道のりだったけど、終わってみればあっという間。
今しかできない体験を、しっかり味わえたと思います。
これで私達のGrand Circle旅行、大満足で終了です♥・。.。*♥*。.。・*♥*

*1:日本のホテルは寝間着・歯ブラシ・スリッパが付いているのが当たり前ですが、アメリカのスタンダードなホテルにはありません。

Grand Circle旅行四日目。

この日は朝からアンテロープキャニオンへ向かいました。
アンテロープキャニオンはナバホの自治区にある幅の狭ーい渓谷なのですが、素敵な写真が撮れる場所としても有名です。


前日泊まったモミュメントバレー最寄りの街、Kayanteから二時間ほどハイウェイをひた走って、目印の発電所を探します。
この三本の煙突の立った発電所が見えたらアンテロープキャニオンが近い証拠。


順調に到着しました。


ここからは一般車両進入禁止なので、ツアーに参加して中に入ります。
アンテロープキャニオンは、国立公園にも指定されていない、ビジターセンターもないような場所なので、結構マイナーなのかなと思いきや、意外と観光客は多かったです。
ツアーは近くのPageという街で予約もできるし、その場でガイドの人に料金を払って参加することもできます。料金は大体一人$25
30分に一回くらいの割合で随時ツアーの車は出ています。


私達が参加したツアーは、写真中央のこんな車で回る小人数のツアー。ツアリングしてくれるのはナバホの人です。


これは別のツアーの写真。↓


私達が参加したツアーは定員8人でした。
中国人4人、日本人2人、ヨーロッパ人2人。そしてツアコンのナバホの青年二人と計10人でぎゅうぎゅうで車に乗りこみ、未舗装道路を5分くらい走って、アンテロープキャニオンの入口に到着。
写真中央に見える岩の裂け目が入口です。


中の景色は・・・こんなでした!
本気のカメラを持った人が多いなと思っていたけど、これは納得。


キャニオンに差し込む光の下に立つと、地球に降り立った異星人みたいになれます(笑)。


キャニオンの中は大撮影大会と化していて、ガイドさんたちは、すっかり観光客の写真を撮る係&いい写真スポットを教える係&いい写真のための演出をする係になっていました。


岩から糸のように流れる砂がとてもきれいです。


Byガイドさん演出。(笑)

(岩の上に砂を投げています。)


そして必死で写真を撮る観光客の人達。


でもさすが、絵になる風景がそこらじゅうにあって、今まで見た国立公園とはまた全然違った雰囲気でした。
こんな風景が自然にできたものだなんてすごいですよね。


ちなみに、アンテロープキャニオンはすごく細くて狭い渓谷なので、太陽が高い位置にある時に見に行くのがオススメです。



アンテロープキャニオンで幻想的な景色を堪能して、午後からはブライスキャニオンに出発。
少し北へ向かうだけで、周りの風景も少し違います。
緑が多い感じ。

途中、Red Canyonという絶景ポイントを通り過ぎ、


夕方、この旅最後の国立公園、ブライスキャニオンに到着。


これはブライスキャニオンの入口。
国立公園の入口は、大体このようになっていて、ここで入場料を払って入ります。


ブライスキャニオンは比較的新しい時期に出来た国立公園で、グランドキャニオンなどに比べるととても標高の高い場所にあるそうです。
キャニオンには土でできた柱のようなものが沢山あります。
これまた見たことない壮大な風景でした。


廃墟になったお城のようにも見えます。


しばらくView Spot周辺を散歩して、翌日予定していたホーストレイルのコースも下見に行きました。
ま、グランドキャニオンよりは怖くなさそう☆

ホーストレイルが楽しみです。

こんな感じで4日目終了です。

お土産調達。

帰国が迫ってきました。
今週はアメリカで過ごす最後の週末です。
とりあえず今日はお土産調達のために、ギラデリスクエアに行ってきました。


ギラデリスクエアの前にまずはサウサリートの街でお昼ごはん。
Fishという名の、港にあるレストランに行きました。
新鮮なシーフードが売りのお店です。


私達が頼んだのは
レッドチャウダー

BBQ牡蠣

Fish TACO

の三品。
アメリカにしては量はちょっと少なめだったかな。。。
でも味はどれもなかなかのものでした☆
特に牡蠣がGood゚.+:。(・ω・)b゚.+:。
お値段少し高めですが、フィッシャーマンズワーフでシーフードを食べるより数倍美味しいものが食べられる!と思います。


その後、ゴールデンゲートブリッジを渡ってギラデリスクエアへ。
これはブリッジを渡る前に、サウサリートから撮ったサンフランシスコ方面の写真。
写真左に見える街側に、雲のようなものがかぶさっているのが見えます。


なんだろなーと思ってたら
ゴールデンゲートブリッジにも霧がかぶさり、せっかくいい眺めが見れると思ったのに残念(>_<)


その霧も橋を渡り終わる頃には嘘のように晴れ、サンフランシスコの街はご覧のとおり晴天。
不思議な天気でした。


そして半年ぶりのギラデリスクエアに到着です。
前回来たときは冬だったので、なんだか印象が違います。
人も多いしキラキラしてる感じ☆


お気に入りのCathのカバンを持ってギラデリスクエア内の雑貨屋さんをウロウロしてたら、店員さんに「あっCathじゃないのっ!」って声かけられました。
ちょうど店内をCath一色にしたところだそうで。
店員さんのエプロンまですべてCath Kidston!

うーんCathは好きだけど、これはちょっと違う気がする。。。でも一応記念にパチリ(笑)


とりあえずギラデリのショップではチョコをたんまり購入しました★
日本の皆さま、待っててね〜゚(*ゝ∀・)

Grand Circle旅行三日目、後半。

午後はモニュメントバレーに向けて出発です。
広い広いグランドキャニオンの公園内(サウスリム)を抜けて行きます。


途中、Lipan Pointという大変眺めの良いポイントに寄り道。
あまりメジャーではないそうで、ほとんど人はいませんでしたがすごい景色を見ることができました。


中央に見えるのはコロラド川




そして・・・崖にスーツ&ドレス姿の人が立っているのを発見!?


カメラマンらしき人も見えたし、有名人かと思って近づくと。
どうやら結婚式をしているようです(゚ω゚;)。o○


こんな場所で。。。

新婦さん、かなり高いヒールで崖の上に立ってました。
ものすごい勇気の夫婦、そして神父です。天晴れ。
幸せになってねーーー(✿ฺ-ω-)。.。*♥*。.。・*♥


その後は、デザートビュー(グランドキャニオンの東口にある)にもよりました。
左の建物は先住民族の「見張りの塔」を再現したもの。


塔から左を見ればさっきのコロラド川
右を見ればグランドキャニオンの上に広がるデザート(砂漠)が見渡せます。

壮大な景色が見れました。


で、ようやくグランドキャニオンを後にしてモニュメントバレーへ。
ひたすら何もない場所を走り、
本当にこっちか!?なんて疑いつつ走り、


ようやくモニュメントバレー最寄りの町、Kayentaに到着。
この日はこの町のモーテルに泊まります。

ここはナバホ族自治区です。
ナバホ族アメリカ・インディアンの中で最大の部族。
その自治区内には独自の学校や警察があり、ナバホ独自の法律や国旗などもあるのだそうです。
もはやアメリカとは違う"国"のようです。
また、このナバホの"国"では禁酒法」が定められており、一切の飲酒、アルコール類の販売もすることができないそう。
夜にスーパーマーケットに行ってみましたが、本当にアルコール類が一切売ってませんでした
(疲れてビール気分の夫、がっかり。笑)


ナバホの経営するモーテルに荷物を置いて、とりあえず夕陽を見にポイントへ。
ビジターセンターあたりから絶景が見れるとの事ですが、最寄りの街Kayentaからビジターセンターまで26マイル、あるそうで。
26 mile = 41.84 kmです。
その約42キロをこういう景色の中を走って走って。




ようやく出会えた、この景色。
実際見ると、「ナバホの聖地」と呼ばれる意味がわかります。
なんだか神々しい風景で、神聖な気持ちになりました。

この地の景色は意外と有名で、映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」フォレスト・ガンプなど、ここで撮影されたそうです。



絶景に向かって歌を歌う、ナバホの青年たち。
観光客向け?それとも神聖な岩に向かって歌ってるのか。


そしてこの日の夕日。


夕陽を受けるモニュメントバレー。

もう、言葉はいりません('_')



そしてこれは、ビジターセンターで売られていたナバホの人形。
ちょっと可愛い。ちょっと欲しかった・・・けどどう飾ったらいいか分からないので止めました(^_^;)


という感じで長かった3日目、終了です。

Grand Circle旅行三日目、前半。

この日は朝4時・・・いや、ほんとは4時20分に起きて日の出を見にグランドキャニオンのMather Pointへ。
まだ日は昇ってないのにポイントに向かう森の景色はこんなに明るいです。


4時45分にはポイントに到着。
5時10分頃が日の出時間と聞いていましたが、結構人が集まってました。


日の出を待ちながら気になったこと。
日本人が圧倒的に多い!!
昨日の日の入りの時も日本人はいましたが、そんなに割合多く感じませんでした。
でも日の出を見に来ていたのはほとんど日本人。
(か、ヨーロッパ人。)
日本人はやたら日の出をありがたがるのか、アメリカ人は早起きが嫌いなのか。


まだ日が昇ってないので寒い中、ひたすら待ちかまえ、


ようやくご開帳〜〜♬♩♫♪☻(●´∀`●)☺♪♫♩♬
はぁーありがたや。*:.。☆..。.(´∀`人)
(日本人なので。)


朝日に染まるキャニオンの姿もまた美しかったです。



そしていったんモーテルに戻り、朝ご飯食べたりシャワー浴びたり準備して、いざ、トレイルへ。
挑戦するのはこの写真の一番上の、1.5マイル(2〜4時間)と書いてあるコース。


一番距離が短いコースなのに、難易度はDifficultなんて書いてあります。
その他4つくらいコースがあるようですが、1番下のはOvernightのコース(@_@;)
テントと寝袋持って下るんでしょうか。。。


トレイルのコースの入り口付近にはこんな掲示板も。

フルマラソンを完走した事のある大学生が、十分な食料や水、地図を持たずにトレイルに入り、3日間迷った挙句に亡くなってしまったという事故があったそうです。
甘く見てはいけないということ。
水は700ml入りのを4本持ち、日焼け止めをしっかり塗り、タオルを首に巻いて出発しました!


歩いてるトレイルの下をのぞくとこんな景色。

落ちたら一巻の終わり!と心配症の私は出来るだけ壁際を歩き・・・
その一方、夫はビデオ撮りながら呑気に歩いてるので、躓いて落ちやしないかヒヤヒヤしました(;´・ω・`)


結構急な坂道です。


あー絶景かな絶景かな。(右の親子に注目。)


ゆっくり下りて1時間半弱、順調に目的のRest Pointへ到着。


山歩きには「塩いもの」と聞いていたので、チップスサラミ、そして夫はバナナ(?)を食べて休憩。
写真の、私の後ろに写っているあの崖の上が昨日夕陽を見たところくらいです。
この辺りですっかり日は昇って、一気に暑くなってきました。


そして折り返し、山登り開始。
キャニオンのトレイルの特徴は、行きは下り、帰りが上り、ということ。
帰りの方が辛いので、調子にのって下り過ぎてはいけないのです。
覚悟はしてたけど、やっぱり上りは大変だった!!
しかも日がのぼったせいで日陰がほとんどないという有様。
体力のない私には炎天下の山登りは非常につらく、予想以上に息が切れました(´=д=`;)


休み休み、水分補給を頻繁にしつつ山を登っていると。
なんとミュールの列に遭遇。


ミュールはウマとロバの合いの子。
日本ではラバと呼びますが、こちらの人は「ミュール(mule)」と呼んでいるようです。
ウマよりも一回り小型で、ロバのように頑丈な体なのだとか。
ちょっと耳が長くて可愛らしい見た目です( ♡→ܫ✪ฺ)❤。
グランドキャニオンの谷底には一軒だけホテルがあるそうなのですが、そこへの物資をこうやって運んでいるのかな。。。



動物を見て少し癒され、気合いを入れてようやくスタートポイントに戻ってきました。

結局かかった時間、4時間弱
昨日晩ご飯を食べたマーケットのあたりでお昼を取ってひと休憩。
私、疲れのせいでこんな状態になりました。。。(笑)