車ゲット!までの道。その二。

個人売買のための媒体として、まず目をつけたのが「びびなび」です。
これは、
ロサンゼルスとその近辺に住む日本人のための日本人によるコミュニティサイトで、乗り物売買の情報も日々アップされます。
なんてったって日本人相手なのが素敵です。


サイトにはディーラーではありえないような低価格で沢山車が出ていました!
しかも日本車もあります。
が、やはりサンタバーバラで車を出してる人はいなく、ほとんどがロサンゼルス在住の方です。


とりあえず、すぐには見に行けないのでメールで売主と交渉です。


ネットで「中古車を買う時の注意点」なるものを検索して自分で表を作り、写真も何枚か送っていただき、適当にいろいろ質問して値下げ交渉までこぎつけました。
やった〜ゲットだ〜♪
と思ったのもつかの間、ロスに行ける日を検討している間に他の方に決まってしまいました・・・(゜o゜;)。


他にめぼしい車を見つけても、すぐに売れてゆきます
人気のある日本車ばかり狙っているからでしょうが、すぐに見に行けない私たちは圧倒的に不利です(*_*;




この状況に業を煮やし、怖いけど"アメリカ人と交渉"という方向で、サンタバーバラに住んでいる人を対象に車を探し始めました。


まず利用したのはTRADE EXPRESSです。
交渉に使うのは英語、となるとここからは夫の出番です。
私がネットでめぼしい車を検索、夫に電話をかけてもらいます。
しかしヒスパニック系アメリカ人の多いこの町、スペイン語なまりの人が多く、夫も電話でぐったり(>_<)
しかもTRADE EXPRESSのサイトに出ている情報は結構古く、がんばって電話をかけても気になる車は全部売れた後でした。



次に利用したのはcraigslist
このサイトは毎日最新の情報がアップされるので便利です。
ただ、売主との連絡がメールのみがほとんど、というのが難点。
「直接見に行きたい。」とその車のオーナーにメールしても、英語が変だからか、アジア人だから敬遠されたのか、ほとんど返事が返ってこないのです(;一_一)


そしてたまに返ってくるメールは変なのが多かったです。


例えばこんな感じ。
ハーイ。車はとにかくパーフェクトよ!何もかも素晴らしいわ♪
この車は夫のものだったのよ。
でも彼は3か月前イラクで亡くなってしまったのよ。
だから私は一刻も早くこの車をどこかへやりたいの。
あなたの家まで送るから、フルネームと住所を教えて!
輸送料金は車体価格に含まれてるわ。料金はe-Bayで払ってね!


変なのは「見に行きたい。」と言っているのにその事には触れず、突然車を送るからフルネームと住所を教えろ。」と言っていること。
そして料金はネットを通じて払えと。


かなり条件のいい車で魅力的だったのですが、直接見に行けないのに買うのは怖いです。
騙される確率大だし(@_@;)


このメールに似たようなメールはあと2件ほどありました。(全然別の人物です。)
共通していたのは、

  • 持ち主はみな”軍人”関係者。
  • 今住んでいるのは東海岸。(つまり見に行けないってこと。)
  • 送るからフルネームと住所を教えろということ。
  • 状態のいい日本車が格安。
  • ネットを通じて料金を先払いしろということ。
  • VINナンバーは教えてくれる。(嘘ついてないって証明?)

こういう手口の詐欺がはやっているのか、はたまたこういう買い方がアメリカでは一般的なのか(?_?)


なんだかよくわからないけど、直接見に行けないのは個人売買初心者の私たちには無理
せっかく返ってきた返事でちょっともったいなかったけど、スルーすることにしました。



個人売買で車ゲット、楽ではないです。
この時点でだいぶ疲れてきました(^_^;)
(その三へ続く。)