VPO初体験。一日目。

ウィーンフィル、聞いてきました。
英語表記では"Vienna Philharmonic Orchestra"なので通称VPO。


VPOの演奏はCDで何回も聞いたことあったし、音楽の街ウィーンのオーケストラ!って言ったって、世の中にはたくさん素晴らしいオーケストラがあるんだし、正直、こんなに感動するなんて思いませんでした。


今まで聞いた演奏と次元が全く違う。
あのオーボエのソロが〜とか、音の処理が〜とか、アンサンブルがどうとかこうとか。
そんな事、いちいち言うのもおこがましいし、そんな事、考える暇も全くない。
個々の楽器の音なんて何か全然聞こえなくて、オーケストラの音がブワ〜〜〜っと迫ってきました。


ホール全体が鳴ってて、自然と世界に引きずりこまれて、
気づいたら涙が出てて、気づいたら演奏会が終わってしまったという感じ。
ブルックナーの9番という曲の力もあるんでしょうか。


っていうかこんなの、反則だ!!
もう私には、どう語ることもできません。



二日目の今日は、シューベルトのザ・グレート。
私が人生で初めて交響曲のトップを吹いた曲です。
これはウィーン生まれのシューベルトがウィーンで書いた曲。
それをウィーンフィルが演奏するのだから、ものすごい「プライド」を持ってかかってくるのだろうし、あードキドキする。。。