演奏会本番。

あっという間に終わってしまいました。
(舞台裏からみた本番風景。)


今回の演奏会には初めて英会話教室の先生が来て下さり、舞台上から客席にいるのを見つけて、若干緊張したりしました(^_^;)
なんだか親が聞きに来てるのに気づいた時と同じような気分
照れくさい感じがしました(o´Д`o;)
しかもこんな私の演奏会に来て下さるなんて、すごくすごく有難いことです
入場料$15もするのに、ほんとに嬉しかったです・・・(>_<)


私の演奏した曲の本番の出来は、まぁまぁ、練習通りという感じで、大したアクシデントもなく、無事に終わってホッとしました。
本番後は楽屋でソリストの子と多少お話しできたりして、英会話的にも(?)満足しました。
あ、そしてシューマン(犬)のご冥福を祈っての演奏であることも、演奏前のMCでリチャードがお客さんにお伝えしてました(^_^;)
ここで新事実が発覚。
どうやらシューマン(犬)は、かのロベルト・シューマンではなく、シューマンの妻、クララ・シューマンの方の名前を付けられていたらしい。
シューマン(犬)は女の子だったので、その事実を知れて、演奏前に「スッキリー」な気分になりました。


前半で出番の終わった私は速攻で着替えて、後半は客席でブラームスの演奏を聞きました。
夫から聞いた限りでは練習もかなり難航し、二楽章にいたっては一度も通ってなかったらしく。。。
本番はどうなるのかしらと、ドキドキしながら聞いてましたが、さすが本番パワー。皆の集中力が違ったようです。


二楽章が通っている!!(当たり前か(^_^;))
いや、ブラ2の二楽章は難しいんですよね。
譜割りは複雑だし、三連符と四連符が一緒に出てくる箇所があるし、惑わされずに楽譜通り吹くのはとても難しいのです。
まぁ、そういう難しポイントはおいといて、楽譜の中身を知っていなければ、こんな曲か〜と普通に聞けるくらいに仕上がってました(笑)
なんにせよ、練習で一度も通らなかった曲が本番だけ通るなんてミラクルです☆


まぁそんな感じで一、二楽章は無事に(?)クリアし、それぞれのソロも美しかったし、結構楽しみながら聞けました。
雲行きが怪しくなったのは三楽章から・・・
オーボエのソロはとてもきれいだったし、よく頑張っていたと思いますが、テンポが速くなるところから、全体が少しずつ崩れはじめ、皆の焦る感じが伝わってきました。
そして四楽章。
木管。。。フルート以外全員落ちている!?Σ ゚Д゚≡
・・・いや、何かアクシデントがあって音が出なくなったのか、テンポが速すぎて指が回らず、とりあえず
「音を出さずに吹いてるフリ」戦法  ・・・(-∀-;)
でいったのか!?
残念すぎる(>_<)
とりあえずアシでもいいから、四楽章だけでも一緒に吹いてサポートするべきだったかも!なんて思ってしまいました(´Д`;●)
でもオーボエだけじゃなく、ファゴットクラリネットも、音出てなかったからなぁ。。。(ρ_*)


でも最後は派手に盛り上がり、お客さんも「ワーーーイ♪」ってな感じで終了し、オケの子もみんな笑顔だったので、とりあえず良かったです。(●´U`●;o)
考えてみれば練習始めてからたった三か月、それも週一の一回二時間程度の短い練習で、ここまで出来たことはアマチュアオケとしてはすごいことかも

もし大学生の頃の私が今回くらいの練習量で本番に臨んだとしたら、これくらい吹けていたかどうか分かりません。
そういう意味ではUCSBの学生たちは精一杯やっていたし、演奏会も素晴らしい出来だったと言えるのかも。


もちろん、オーケストラが大好きで、ブラ2好きの私としては、せっかくのチャンスなのだからもっともっと努力して、素敵な本番を迎えてほしかったけど、でもこれは授業のオーケストラですから仕方ないかもしれません。



次回(夏学期)はストラヴィンスキー火の鳥と、あとはUCSBの作曲科の学生が作った奇天烈な少々変わった曲を数曲やるそうです。
サブ的立場の私は、おそらく学生作曲の現代音楽を吹くことになると思うので・・・どんな楽譜が来ても大丈夫なように、譜読み力をアップさせなければ。
次の演奏会がアメリカで出来る最後の演奏会になると思うので、後悔しないようにしたいです。